生ごみ処理で知る、土と植物と命の関係

地球上の動物は植物がないと生きてはいけません。動物は植物から栄養を摂らなければなりませんが、では、植物はどうやって栄養を作り出しているのでしょうか?


植物は根から窒素やリンやカリウムを取得し、茎や葉を広げ、光合成で酸素と水と炭水化物を作っています。


根から窒素やリンなどを吸収するためには、根の周りの土が非常に大切です。土の中に適量の栄養素が作られていないといけません。


ですから、植物が育つには「土」が大切なのです。



では次に、栄養のある土はどうやって作られるのでしょうか?


それに「微生物」が関係します。



動物の死骸や植物を腐らせ、それこそ原子やイオンのレベルにまで分解するのが微生物です。


さらに微生物の中には、植物の根と一体化し、わざわざ窒素やリンを根の中に送り込む役割を果たすものまでいます。


その境界すらあいまいなくらい、微生物と土と植物は一体となり、地球の中の大きな物質循環の役割を担っているのです。



人間は増え続ける人口や欲求を支えるために、家畜や食糧を急激に増やす必要があり、そのために、農業も科学化し、工業化して来ました。



化学肥料、農薬、ビニールハウス、植物工場といったものです。



これらのことは、植物のことは見ていますが、土のことや、微生物のことまでケアできていないように思えます。



植物が必要な栄養を適切にしたいなら、土や微生物とのかかわりを考慮してあげなければいけません。


無理やり肥料を与えたり、農薬を入れたりすることは、見た目の植物の量は増えたとしても、果たして土や微生物は適正(元気)なのでしょうか?


非常に疑問です。



奇跡のリンゴ


TVや本でも話題の「奇跡のリンゴ」という話をご存知でしょうか?



青森県のリンゴ農家の木村さんは、農薬を大量に撒くことでしか作れないというリンゴ農法に対して、人生をかけて無農薬農法を探し続けます。


農薬を使わないかわりに、リンゴの木につく虫を一つずつ取り払い、わさびやニンニク、酢など農薬ではないものを使って、病害や虫に対抗しようと試行錯誤を続けるのです。


考えうるあらゆる実験の末、残念なことに木村さんは無農薬農法に失敗。


ところが、死を決意したそのとき、天啓というべき一つのヒントを見つけます。


なぜ自然の植物は虫にも病害にも勝って、育つのかと。



自然の植物は微生物も、虫も、他の植物も、土も太陽の光も水もすべてと共生し、分かち合って生きているのです。


共生の中で、植物は虫に対する耐性も身につけ、また、たくさんの栄養も得ているのです。



木村さんはリンゴ畑に、草や他の植物を育て、虫や小動物がわんさかといる森に変えてしまいます。


すると肥料も農薬を与えなくてもリンゴができ、そのリンゴは摘み取って二年たっても鮮度が落ちず、すばらしい味で、「奇跡のリンゴ」といわれるようになったのです。



農薬と肥料に守られたリンゴは、まさに「温室育ち」。


見た目はいいかもしれないけれど、ブロイラーや養殖と同じです。



「奇跡のリンゴ」はリンゴを作っているのではありません。


土や微生物などの「豊かな環境」を作っているのです。




ごみ処理だって同じです。


石油と混ぜて燃やしたり、電気で乾燥させるのではなく、自然の微生物の分解の仕組みが起こるような「豊かな環境」を作ってあげることが、何より環境に優しく、そして豊かなことなのだとおもいます。




「奇跡のリンゴ」については本とDVDが出ています。

非常におすすめです。


4344015444奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
石川 拓治
幻冬舎 2008-07

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B000UKFD7Uプロフェッショナル 仕事の流儀 農家 木村秋則の仕事 りんごは愛で育てる [DVD]
茂木健一郎 住吉美紀 木村秋則
NHKエンタープライズ 2007-10-26

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